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去る平成22年12月26日、タイ プーケット カマラビーチに建立された慰霊碑前において、現地時間の午前11時より、この日が正當第七回忌になるインド洋津波犠牲者追悼の式典が執り行われた。
この式典において、全日本仏教会(以降全仏)より委託されたインド洋津波犠牲者第七回忌慰霊法要団団員により、インド洋津波犠牲者第七回忌追善並世界平和祈願法要が厳修された。
全仏より出向された奈良慈徹全仏総務部長司会により式典が始まると、約1時間各来賓より追悼の言葉が述べられた後、導師に関谷泰教日蓮宗伝道局長、副導師に小山信正身延山久遠寺財務部長を迎え、全国日蓮宗青年会(以降全日青)会員出仕の下、法要が執り行われた。
慰霊碑まで数百枚の散華を撒きながら入堂、着座。道場偈、勧請、開経偈、読経(自我偈)と次第通りに法要は進み、修法導師である伊東政浩全日青会長咒陀羅発音の後、慰霊碑に刻まれた“久遠(とこしえ)の凪”と世界平和を祈念し、修法師式衆である釋英義全日青副会長、三代徹正全日青青少年教化担当委員長、久住謙昭全日青事務局長、大森太郎全日青事務局員、私奥邨により御寳前修法(後段)が行われた。修法終了後、式衆の田島海理全日青事務局員により、慰霊碑後方に吊り下げられている“鎮魂之鐘”が厳かに打ち鳴らされた。
鐘の音の余韻が残る中、導師により追悼文が読み上げられ、続いて読経(寿量品)、唱題と法要が進む中、多数の参列者により線香と色とりどりの花が供えられた。全ての参列者の献香・献花終了後、回向、四誓、奉送。導師並びに式衆が退堂し、法要及び式典は終始厳粛なうちに幕を閉じた。
式典終了は場所を移し、遺族の方々との昼食会が設けられた。その席で『この日を一つの区切りとし、亡くなった者のためにも前を向いて歩きたい』との言葉を聞き、我々が行った慰霊法要が、遺族の方々が前を向いて歩いて行くために少しでも力になることができたのであれば幸甚である。
補足ではあるが、タイでは年の暮れに日本で云う灯篭流しを行う。しかし日本と違う点は、灯篭を川に流すのではなく空に飛ばすということである。“コムローイ”と呼ばれるタイの灯篭は、死者や先祖の供養、または様々な願いや祈りを込め空に向かい放たれる。
我々法要団が滞在中も至る所で上げられており、夜空を幻想的に彩り漂っていた。折角なので我々も数個購入。
『一天四海 皆帰妙法 立正安國 世界平和』を祈念し、伊東会長直筆の御題目を載せて、記念碑の目の前に広がるカマラのビーチからプーケットの星空へとコムローイを飛ばした。
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