東北関東大震災についてお見舞い (2011/03/15)



 平成23年3月11日に発生した国内観測史上最大規模の東北関東大震災及び大津波、翌12日の長野県北部の地震、未だに続く余震、この未曾有の大災害によって、多くの尊いいのちが失われました。
 犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被災された方々に対して心からお見舞い申し上げます。

 また福島の原発事故で、その地域周辺は大変な危機にさらされております。
 このような事態の中、今生に生かされている私たちは「環境 平和 いのち」について改めて考えなおさなければならない時期にきております。
 物が溢れている日本、当たり前のように 衣 食 住 があり、すべてが当然のように生きてきた私たち・・この大災害で、それが「当たり前」ではないということを、痛感されたのではないでしょうか。
 いただいている「いのち」に感謝し、さらに「個の時代」といわれている現代、「自分さえよければ」という個人主義であった事に、国民一人一人が気づき反省をし、本来日本人が養ってきた「和のこころ」を取り戻すべきであります。

 日蓮大聖人ご遺文、国宝でもある「立正安国論」に「人の心が乱れれば、社会が乱れ、社会が乱れれば国土が乱れる。」と書かれているように、人心が乱れれば国土世間にまで大きな影響を及ぼすことになるのであります。

 宮沢賢治居士は「世界全体が幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」と言われました。

 これからは、「お互いを敬うこころ」をもって、「限られた資源」を大切に、そして昔から仏教で説かれている「共存の精神」を養い、助け合い、支え合いながら生きていかなければなりません。我々日蓮宗青年僧も、復興の支援と、今後も皆さまとともに歩んで参りたいと思います。
 結びに、被災地の皆さまの心身の健全、そして一日も早い復興を心よりご祈念申し上げます。

合 掌

全国日蓮宗青年会会長  伊東 政浩





※現在全日青では、ネットワークを使い情報の収集に徹底しており、宗務院とNPO法人災害危機管理システムEarthとの連携を取りながら、適切な対応することが出来るよう準備を進めると同時に近県の救援活動から始めております。

 
 


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