有珠山災害基金の件

全国日蓮宗青年会は6月16日、北海道虻田町へ災害見舞金を届けました。
この日、有珠山噴火に伴い、全日青災害対策連絡網を即座に起動させた全日青は、佐野委員長、伊藤次期委員長、北海道ブロック長(全日青副委員長大石英晋師)北海道西部日青会長古田智康師 同事務局田中文耀師で虻田町役場を訪問、長崎良夫虻田町長と被災について懇談し、勧募金210万円を復興資金に役立てて下さいと手渡した。

長崎町長は「有り難うございました。私達の地域が最も被災を受け、実のところ隣町にも御迷惑をお掛けしております。避難したのは96%の町民で、私達も城を明け渡すような状態で泣く泣くこの庁舎を出た次第です。現在の所こうして実務を当舍で出来るようになりましたが、つい最近までは、余談を許さない状況でした。此度は本当に心から感謝致します。まだ今でも仮設住宅で暮らしている方々がおられますが、励みになります。」とお礼を述べられた。
佐野委員長は「災害発生時にこちらに問い合わせたところ人的支援や物資は整っていますので大丈夫とのことでしたので、復興資金を公募したところ、全国各地で青年僧が唱題行脚と、それを伝えながらの街頭説法によって喜捨された浄財です。何卒皆様にお役にたちますようお計らい下さい。日蓮宗でも鎮火をご祈念致しております。」と応えた。
一行はその後伊達市の山下町を訪ね、復興に従事されている阿部むつ子さんから噴火当時と現在の状況を聞いた。阿部さんは「私は洞爺湖温泉に1年前に新築した店を持っていました。今回倒壊してしまいましたが、私を捜す方のことを考えて、この伊達駅前で新たに開業して友達を待っています。駅前ならば誰でも気付くと思って頑張っています。洞爺湖には戻れませんが、ここで手を取り合って鎮火の日を待ってます。今は人の有り難さが解ります。本当の幸せとはこのことでしょう。」と語りながら入ってくるお客に「今日は私のおごり!」と威勢良く笑顔を見せていた。

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